婚活でお見合いや初対面をクリアして、いよいよ交際が始まった段階。ここからが本当のスタートとも言えます。初対面では誠実に見えた相手も、交際を重ねるうちに「え?」と感じる一面が表れることがあります。特に50代の婚活では、これまで培ってきた価値観や生活スタイルがはっきりしている分、違和感を覚えやすいものです。
この記事では、50代女性が交際中に遭遇しやすいNG行動をリストアップし、なぜそれが注意すべきポイントなのかを解説します。さらに、安心できる相手の特徴もあわせて紹介しますので、判断基準として活用してください。
交際段階で注意が必要な理由
交際が始まると、連絡の頻度や金銭感覚、将来に対する考え方などが具体的に見えてきます。初対面では隠していた癖や本音も、関係が近づくほどに出てくるものです。違和感に気づきながら「我慢すればいいか」と流してしまうと、後々大きな後悔につながりかねません。だからこそ、この段階での観察はとても重要です。
NG行動リスト1:金銭感覚のズレ
交際中にもっとも表れやすいのが「お金の価値観」です。例えばデートの支払いが毎回こちら任せになったり、逆に一切割り勘を認めないなど、極端なスタイルには注意が必要です。
- 毎回「財布を忘れた」と言って支払いを避ける
- デート代は全て自分が払うのが当然と考えている
- 収入や生活レベルに合わない高額な買い物を繰り返す
金銭感覚が合わないと、結婚後の生活で大きなストレスになります。50代からの結婚では老後資金や生活費をどう分担するかが現実的なテーマとなるため、この段階での違和感は見逃さないことが大切です。
安心できる相手の特徴
無理のない範囲で負担を分け合い、金銭の話題もオープンにできる人は信頼できます。「次は私が出すね」「将来の生活費はどう考えている?」と自然に話せる相手なら、生活のパートナーとして安心感があります。
NG行動リスト2:連絡頻度の極端さ
交際が始まると、LINEや電話でのやり取りが増えます。このとき、連絡頻度が極端に多すぎたり、逆にほとんど返事がない場合は注意が必要です。
- 数時間ごとに「今どこ?」「何してるの?」と確認してくる
- 既読スルーや未読のまま数日間放置する
- 予定を勝手に決めてしまい、断ると不機嫌になる
過度な束縛や放置は、安心して交際を続けることを難しくします。50代の婚活ではお互いに仕事や家族の事情があることも多いため、適度な距離感を理解できる相手こそ信頼できる存在です。
安心できる相手の特徴
「今日は忙しいから明日連絡するね」といった一言を添えられる人、こちらの生活リズムを尊重してくれる人は安心です。連絡頻度よりも内容の誠実さや思いやりが大切です。
NG行動リスト3:過去や家族へのこだわり
交際中に過去の配偶者や家族の話題が多すぎる場合も要注意です。「元妻は〜」「子どもが許さないから」といった発言が繰り返されると、あなたとの関係を最優先に考えていない可能性があります。
- 前の結婚生活や元配偶者を頻繁に持ち出す
- 「親がこう言うから」と自分の意思を示さない
- 子どもの存在を隠したり、逆に必要以上に強調する
家族を大切にする姿勢は悪いことではありません。しかし、それがあなたとの関係を後回しにする理由になっているなら要注意です。
安心できる相手の特徴
家族の事情を正直に話しながらも、「あなたとの関係をどう築くか」に焦点を当てられる人は信頼できます。過去は過去として整理し、今と未来を大事にできる姿勢が重要です。
NG行動リスト4:自分本位な振る舞い
交際を重ねると、相手の素の性格が出やすくなります。ここで自分本位な行動が目立つ場合は注意が必要です。
- デートの予定を一方的に決める
- こちらの意見を聞かず、自分の考えを押し付ける
- ちょっとしたトラブルで怒鳴る、ふてくされる
結婚生活は「協力し合う」ことが前提です。自分の都合ばかりを優先する人は、結婚後も同じ態度を取り続ける可能性が高いでしょう。
安心できる相手の特徴
「どこに行きたい?」「この日は都合どう?」と自然に聞いてくれる人、自分の意見を押し付けずに話し合える人は結婚後も信頼できるパートナーになりやすいです。
交際段階での違和感は無視しない
交際中に見えてくる違和感は、後々大きな問題に発展する可能性があります。50代からの婚活では、残された時間を大切にするためにも「小さな違和感」を軽視しないことが重要です。
ただし、すべての違和感が相手の悪意から来るとは限りません。忙しさや環境の違いから一時的にそう見えることもあります。大切なのは、疑問をそのままにせず、冷静に確認し、必要なら仲人やカウンセラーに相談することです。
まとめ:信頼できる相手を見極めるために
交際編では、初対面では見えなかった本性が少しずつ現れてきます。金銭感覚、連絡の取り方、家族への姿勢、自分本位な振る舞い…。これらの中に違和感があるなら、それは真剣に向き合うべきサインです。
一方で、誠実に会話できる、相手を思いやれる、話し合いができるといった安心できる特徴が見える人は、将来を共に歩むパートナーとしてふさわしい存在です。違和感を無視せず、信頼できる人を選ぶことが幸せな結婚への近道です。
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